私の航海図 

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”自分を見失っている人へ” 高城剛さんの「白本」に救われた

 この本は僕の人生のバイブルの一つになりそうです。



こんなに本質の詰まった本は他にないんじゃないかと思います。

自分を見失っている人、どう生きて良いか分からない人は読むべき本です!

これからの人生において必ずヒントを与えてくれる本です。

付箋でチェックしたほんの一部分をまとめてみました⬇

Q 高城さんにとって、自由、とはなんですか?

 
自由とは決意だと思います。ある時から「自由に生きる!」と決断することだけだと思いますね。しかもできるだけ軽やかに。これは、簡単そうで難しく、難しそうで簡単なことだと思います。



Q いろんなことに対し、逃げ癖がついてしまっています。逃げた自分を責め、悪循環です。高城さんならどうしますか?


問題は事象からの「逃げ」ではありません。ご自身を見失っているだけなんだと思います。自分を「恐れ」るのは愚の骨頂です。自分は他の誰でもない自分です。もっと、自分としっかり対話する術を身につけて下さい。鏡を見るでも、自分のブログを読み直すでも、独り言を言うでも、自分の歌を作ってみるでも、自分絵日記を描くでも、瞑想するでも、何でも構いません。必ずいつか、自分は「恐れ」るものではなく、「楽しむ」ものだと気がつくと思いますよ。


Q 日本の問題


現在多くの人たちの問題は(時には社会の問題)は、「身体的」「社会的」そして「霊的」なバランスが悪いことにあります。人間は本来全員が前向きであるようにできています。ですので、前向きになることを考えるのではなく、是非、バランスをとることを考えて下さい。アンバランスなまま、前向きになろうとすると「間違ったポジティブ」に陥ります。バランスを整える。そうすると、人は自然に前向きになるのです。また、不思議なことですが、最近は、身体の不調やけんこうについて、ご質問される方が目立ちます。季節の変わり目に、体調の変化を訴える方がいつも以上に多くいます。それは、時代の変わり目だからこそだと僕は考えます。そして、変わることは悪いことではありません。不調とは、なにか悪いものを出したいと身体がおもっているからです。今、自分の心と身体が出している信号をキチンと受け止めることが大切なことです。頭で考えるのではなく、ご自身の身体の信号を見失わないようにして下さい。



Q 人生つまらないと思ってる人へのアドバイス


面白いか、つまらないかは、外的要因ではなく、実は内的要因にあります。僕は、自分のことを「それなりに面白い」と思っていますので、ほとんど「つまらない」と感じることはありません。誰かやなにか(例えばテレビやネットなど)に、「楽しませてもらっている」と、つまらなくなってしまうことは、増えると思います。しかし、自分で自分を「楽しんでいる」と、ほとんどの場合つまらなくなることはありません。実は近代社会の錯覚は、外に基準があるように作っているだけで(広告の基本手法です)、それが共同幻想なんだと僕は思っています。


Q 問題は問題がなにかわからないこと


自分を変えるのも難しければ、思い切ってどこかに行くのがいいでしょう。今の日本の問題は「問題がなにかわからない」ことにあるでしょうから。それを個人個人が客観的に見る目をつけるのです。


TPPについては、結果的に良いものや正しいものは残る、床の世界を信じています。例えTPPが決まっても。ですので、良いものや正しいものを選べなかったり、伝えられない社会のシステムの方が、常に問題があると考えます。



Q 豊かさとは


過剰な労働と過剰な消費は「豊かさ」をもたらさない。
過剰な消費を必要としなければ、過剰な労働は必要なくなりました。
これも極めて当たり前ですが、バランスこそがもっとも大事であり、お金よりも時間こそが取り返しがきかないことは事実です。


収入の低下に繋がっても、常に面白い仕事を選択します。
「自分にとって面白いこと」➡「自由な時間」➡「収入」や「他者からの評価」が優先順位になります。それは紆余曲折あって、この年齢になって分かったことも多くあるんだと思います。


Q 「はじめる」ことより「やめること」の方が難しい


転職などのなにか「はじめること」に行き詰まっているとしたら、それは「やめること」が、キチンとできてないからなんだと思います。前職の限界とは、業界、人間関係、日本式システムなど、どれかは存じませんが、その問題点をちゃんと自分なりに解決しないと、また同じことを感じると思います。ですので、まず、その問題と向合うことが、「はじめること」の前に大事だと思います。



Q 自分と向合う方法


一番簡単なのが、「自分にとって一番楽しいことはなにか?」を考えてみることです。それを欲望と一緒にしてはいけません。まずは、欲望をのぞいて考え、それをもっと考えたり、追求したり、実践したりしていると、きっと次の壁にぶつかります。そこで、「自分にとって、これはすべきことなのか?」のような使命というか、「自分とはなんなのか?」を考えるようになると思います。答えは見つからないかもしれません。それでいいのです。自分としっかり話して、自分の奥の奥の奥と対話することが大事なのです。他人にどうみられていようと。


Q 今後大切なスキル


今後大切なのは「英語」と「コンピュータ」だと思います。
続いては「国際感覚」と「センス」でしょうか。そして、これだけで十分だと思います。むしろ、残りは「遊ぶこと」に時間を割いた方がうまくいくと思います。どの国でも、スキルはあってもつまらない人とは仕事したいと思わないでしょうから。